自宅でテレビが聞きづらい場合があるとき、もっとも簡便な解決方法として、電気店等で一般に販売されているオーディオ用のコードレスのヘッドフォンがかなり役立つと思います。この機器はテレビの音声信号を赤外線でヘッドフォンに飛ばす方法で、遮蔽物がなけれぱ5m〜7mほどの距離まで使用可能です。周囲の人には好みの音量で聞こえます。ラジオ用のイヤフォンを使用されている方もいますが、耳へうまく入れぱよいのですが、圧着が不十分な場合は聞き取りづらいものです。またコードが邪魔になります。
このコードレスヘッドフォンについては、イヤフォン端子からではなく出来ればテレビ裏面の音声出力より入力しないと周囲の方にテレビ音声が聞こえなくなります。取り付け可能なテレビなのか、詳しくは販売店でご相談ください。 特徴(全体が軽量で、使用後は専用スタンドに置くだけで自動的に充電されます。)
ただ、ヘッドフォンをつけることを嫌がる方もいますので、その場合は同様発想のコードレスのリモートスピーカー〔手許スビーカー〕を試してみるのもよいのではないでしょうか。この機器の接続も上記のものと同様です。
近年、指向性の高いスピーカー(特定の方向に対して音が進む)の研究も進んでいるようです。この技術が家庭用テレビなどに適用できれば難聴の方にも朗報となると恩われます。 一目も早い開発を期待したいと思います。
すでに補聴器を装用している方には、左図のテレビループシステムを使用することによってテレビの音を上げなくても楽に聴取できるようになります。特に面倒な工事ではありませんが、マイクの設定等でいくつかの注意点がありますので確認してください。この機能が利用できるものは補聴器にMT-Tの切り替えスイッチが付属しているもので,またそれが有効な機種に限られます。 (最近のデジタル補聴器では初期設定時にそのMT-T機能を無効にしている場合もありますので、どのような設定になっているのか購入した専門店で確認してください。)
家庭内の電謡の会話が聞きづらい、着信音を聞き逃したなど電話に関しての不便を訴えている方もたくさんおられます。基本的にはそれらの音量設定を上げておくことも必要ですが、下記の機器を使用することでかなりの改善が望めると思います。
補聴器を使用しないで受話器をとる場合、SONY製テレフォンアンプリファイアーが便利ではないでしょうか。取り付けは参考写真のようになります。
ただ、残念なことにこの機器は製造を終了しているとのこと。現在当社で販売在庫があれば探して頂くとのことで確保を依頼しています。最近かなりの音量が出る電話機が開発されてきましたので、それに伴いTL-A10などが不要になってきたとのことかもしれません。
電話の着信音も聞きづらい場合は、その着信音を光に変換するお知らせランプ・ナショナルなどが便利です。とくにリオン製のものは、数箇所でのセットができますので判別が容易にできます。テレビなどの音で邪魔されて着信音を聞き逃している方などもこの対象になると思います。
また、外出先での電話も困る場合も多いとよくお聞きします。テレフォンアンプなどの補助装置もありますが、慣れないとその取り付けも面倒なのかもしれません。
公衆電話がどんどん撤去されている時代ですので、それを探すのも一苦労の場面もあるでしょうが、受話器に会話音を強弱できる装置のついたものも結構設置されているようですので、それを使用するのもよいのではないでしょうか。
最後に、最近の電話機の機能についていくつかご案内します。前項でも触れましたが受話音量がかなり大きくできる大音量、特大音量、超特大音量などの表示の或る商品が発売されています。ただこの表示に関しては特に規約は無いようで、できれぱ試聴して見て確認されたほうが良いと思います。
またこれらの電話機と性質の異なった、骨伝導電話機なるものが発売されています。 本体のみ設定では実売価格3万円くらい・・・
一般生活における防音対策としては市飯のスポンジタイプの耳栓で十分対応できると思いますが、さらに密着度の高い耳栓なども個人の耳型をもとに作成可能ですのでご相談ください。 (1個7〜8000円)
防水の耳栓については、完全に水の浸入を防ぐのは不可能と思います。なぜなら耳道は口の開閉でわずかにその形状が変化するからです。ただ当店では商品名インスタパテ、パティーバディーズ、イヤパティ、イヤバンドなどの専用医療品を用意していますのでご相談ください。
全てのご紹介はできませんでしたが難聴の方向けの商品がさまざま発売されています。特に聴覚身体障害者の認定を受けられた方には、支給、一部補助などの設定もありますので最寄の市町村役場にご相談されてみてはいかがでしょうか。